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そして僕等は絡み合う

第4章 人見 聡右の場合

くっそ…一か八かだ…。


「西垣さんが、食べたいもの…一週間奢りますから!」


これで簡単に、動くとは思ってなかった…のに


「え…マジ…?何でもいいの?」


マジ…は、こっちの台詞だ。 


「はい…何でもいいですよ。」


西垣さんは、目を細めて。


「でも、いきなり何でよ?そんな事して何のメリットがあるの?」


事情を知らないから、そう言われても仕方ないな…マヨピョンかも確定してないのに…。


凄く歯痒く、感じてると


「取り敢えず…奢りなら、いいや~!でも、バイトの前後だけよね…。」


「はい…。」


「部屋の中には、入れないわよ。」


「はい。」


発信器を見付けられれば、一発なのに…これは高橋さんに協力してもらうか。


「何食べたいか…考えてて下さい。」


「畏まり~!」


ドキン…ちょっと、マヨピョンに似てたな。


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