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愛 人 契 約

第3章 近づいていく距離

運ばれてくる料理はどれも見た目も綺麗で味も抜群だった。



「……おいしい!」

「よかった。俺も気に入ってる店でさ。千春ちゃんを連れて来たかったんだ」



おいしい料理に自然とお酒もすすむ。



「たまには日本酒なんてどう?」

「わたし日本酒はあまり…」



わたしがそこまでお酒に強くないのは黒崎さんも知っている。



「すごく飲みやすくておいしい日本酒があるんだ。今日の料理にも合うと思うよ」



黒崎さんにすすめられた日本酒に口をつける。



「……あ!おいしい…。すっごく飲みやすいですね!ぐいぐいいけちゃう」

「はは、無理しないでね」



お酒にも詳しくて、おいしいお店も知っていて…

やっぱり素敵だな~

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