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愛 人 契 約

第5章 ルール違反の代償

バイト先のキャバクラに着く。

中に入る前にスマホをチェックする。

見てしまって連絡が来ていないとさみしいから、なるべく見ないようにしていたけど…最後に……



連絡は……






ない……






……うん、どうせないと思ってた!

社長さんだもん。忙しいよね。
それに、別に用事があるわけじゃないから、連絡がなくたって全然いいし!



ほんとのほんとは、さみしくて残念だった。

でも傷付いた自分の気持ちをなかったことにしたくて、無理やり平気だと思い込む。



スマホをバッグにしまって、店内へと入っていった。

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