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愛 人 契 約

第6章 秘密の契約

心臓がうるさいくらいドキドキする。






「未央は後悔してる?昨日の夜のこと」



後悔なんて……






「……してない…」






してはいけないことだった。

あんなふうに責められてショックだったけど、仕方のないこと。

それでも、不思議と後悔している気持ちはなかった。






「…わたしも黒崎さんに…ああして欲しかった。だから、後悔なんかしてないです」



これが正直な気持ち…。

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