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「最高のエロを目指して」 BL短編集

第3章 エロアニメ愛好家「高橋 亮太」

「あの、その……」



僕が口ごもっているうちも、隆明さんは真剣に僕のムスコをみながら、スケッチをしていた。

なにも言えず、しばらく時間が経った。



相変わらず、僕のムスコは元気いっぱいだ。

「よしっ、おわりっー! 次、アナル向けてくれるかな?」


えっ、つまり……

「尻を突き出すんですか?」


「そうだけど?」


え、そうだけど?じゃないよ。

それ、女じゃん。

てか、ムスコがこんなになってるのに、うつ伏せになるのはきついよっ!


僕は、ちらっと自分のムスコに目をやる。

こりゃ、収まりそうにない。


仕方なく、うつ伏せになることにした。

尻を突き出すかどうかはべつにして。


その時だ。

「あ、でも。 そりゃきついよな? 一発、脱いてあげる」

そういうと、隆明さんはなんの抵抗もなく僕のムスコをむんずと握ったのだ。

「えっ、あっ、そんなっ……えっ」

混乱して、言いたい言葉が見つからない。





だけど、とにかく恥ずかしい。




「んっ……あぁっ、はぁんっ、うっ」

隆明さんは、巧みな技で僕のムスコをしごく。


それはとても気持ち良くて、すぐにもイキそうだった。

その射精感を、脳の方はしにある理性で押さえつける。


でも、それにも限界が訪れた。





「ほら、イケよ……」



僕の弱点である、耳を甘噛みして、隆明さんがそう囁いたのだ。


もうダメだった。


僕は、沢山の白濁を床に撒き散らした。

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