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「最高のエロを目指して」 BL短編集

第3章 エロアニメ愛好家「高橋 亮太」

「いっぱいでたな……。 ためてたんだ」

隆明さんは、その一雫を手ですくい、舐めた後でそうつぶやいた。

「それに、かなり濃いね」

隆明さんは微笑む。



でも、僕はそれどころじゃあなかった。


だって、さっきだしたはずなのに、僕のムスコは収まらなかったのだ。

ビンビンと大きく自己主張。

なんとなく、さっきよりも大きくなっているような気もする。




「あれ? あんだけ出したのに……。 でも、時間も詰んでるからごめん。 とりあえず、アナル見せて」




そういうと、隆明さんは半ば無理やり僕の尻をつかんだ。
きっと、隆明さんには僕のアナルが丸見えだろう。

「綺麗なピンクだね。 なんか充血してるけど」


隆明さんはそういって、僕のアナルを指で軽く弾いた。

「んっぁ……」


あれ?なんだ、今の声。

今のおかしくないかっ、なんであんな声が出たんだ!?

「じゃ、すぐに写すから待っててね」




……。

カリカリという鉛筆の音だけが聞こえた。

それだけに、恥ずかしさも増す。

「よし。 出来たよ」

隆明さんはそういった。

僕は、(やっと終わった……)と思いながら、立とうとした。

だけど、次の瞬間に僕は先ほどまでうつ伏せになっていたベッドに押し倒されていた。


「なに帰ろうとしてるんだ? いまから、本当の観察なんだけどね」

隆明さんがにやっと笑った。


ぇええええ!

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