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「最高のエロを目指して」 BL短編集

第5章 好奇心の腐男子「明石 辰也」

「え……」

このこ、他の人とも……いや、考えちゃいけない。


その後、二人で談笑しながら昼を食べ終えた。


そして、二人でホテルにいった。


「お兄さんっ、僕はシャワーはいってくるねっ!」

男の子がいった。

「えっ……だーめ」

僕は、彼と昼に話していてわかった。



この子は、Mなのだ。しかも、真性の。

「えっちょっ……お兄さん!?」



男の子がとまどっている。

僕は、それをベッドに押し倒した。



「名前さ、教えてよ?」


僕は、まだ名前を教えてもらってなかった。

名前が聞きたくて、呼び止めたのだ。



「 ……武田 翔(たけだ しょう)」



男の子は、つぶやくようにそういった。


「そっか、翔くんか、可愛いね。 僕は明石 哉也。 よろしくね?」

にこっと微笑み、翔の首元にキスをした。


「うんっ、あかし兄っ、よろしくっ!」

翔のその笑顔に、きゅんとした。

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