「最高のエロを目指して」 BL短編集
第7章 不良の21歳「里原 竜斗」(ムリヤリ)
「んっく……」
酒の瓶をひとつ飲み干した。
新しい瓶を取るために、冷蔵庫を開ける。
だが、もう酒はなかった。
「はぁ……」
大きくため息をつく。
昔の楽しい思い出が思い出される。
彼女と一緒に手を繋いだ毎日。
とはいっても、彼女は男だけど。
彼男っていったところか。
そんなしょーもないジョークを自分の脳内でかんがえながら、またため息をつく。
俺の彼男……いや、彼氏?彼女?……ま、なんでもいいや。
俺と付き合ってたやつは、先日、別れてしまった。
理由は、「竜斗は面白くない」からだって。
やっぱり、SEXを嫌っていたことが理由なんだと思う。
キスさえも拒否していたし、まぁ当然っていったら当然だった。
でも、確かに彼のことは好きだった。
酒がなかったから、仕方なく麦茶を飲むことにした。
ひやっとした麦茶が体に入ってきて心地よかった。
酒の瓶をひとつ飲み干した。
新しい瓶を取るために、冷蔵庫を開ける。
だが、もう酒はなかった。
「はぁ……」
大きくため息をつく。
昔の楽しい思い出が思い出される。
彼女と一緒に手を繋いだ毎日。
とはいっても、彼女は男だけど。
彼男っていったところか。
そんなしょーもないジョークを自分の脳内でかんがえながら、またため息をつく。
俺の彼男……いや、彼氏?彼女?……ま、なんでもいいや。
俺と付き合ってたやつは、先日、別れてしまった。
理由は、「竜斗は面白くない」からだって。
やっぱり、SEXを嫌っていたことが理由なんだと思う。
キスさえも拒否していたし、まぁ当然っていったら当然だった。
でも、確かに彼のことは好きだった。
酒がなかったから、仕方なく麦茶を飲むことにした。
ひやっとした麦茶が体に入ってきて心地よかった。