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「最高のエロを目指して」 BL短編集

第8章 不良「高田 壮太」

「んっ……!やっぱお前の舌最高だなっ! 」

ユキトは、激しく腰を振る。


しばらく俺は舌を褒められ続けていた。


「んっ…!もうイクぞっ!!」


ユキトが宣言。


すると、俺の口の中は精液でいっぱいになった。

さっきから、これを飲まされてばっかりだ。



でも、ユキトのは、俺よりも薄かったから多少飲みやすかった。


「ふぅ……」

俺は、ソファーに倒れこんだ。

そして、深呼吸する。

すると、俺を休ませる間もなく、ユキトが俺の方に倒れこんできた。



「さ、ヤろっか」

にやにやとユキトは笑っている。


「やるって……なにをだよ」

嫌な予感がする。


下手な暴走族に出会うよりも、嫌なことが起こる予感だ。



「そりゃ、SEXだ」




はぁぁぁぁああああああああ!!?


「いや、それ男女だろっ! 俺のどこにいれるんだよっ」

驚いて、大きな声をあげた。


「ん? そりゃ、お前のアナルだろう」

ユキトが、当たり前だって顔をして言った。


アナル……?



「いや、そこ、ちんこいれるためにある場所じゃねーし」


「じゃあ、それ意外にどこにいれるんだよ」


俺の反論は、ユキトの言葉で沈められた。


「でも、嫌だって! 絶対いてぇしっ!」


「大丈夫大丈夫。 いたいけど、気持ち良くなるから。……多分」


ユキトも男同士は初めてなのだろうか。

少し心配そうな顔色だった。


「とりあえず、ヤるぞ。 これはお仕置きなんだからな」

ユキトが、俺を四つん這いにさせた。


俺も、ずっと抵抗するわけにいかないので、従うことにした。


ちゃっちゃつと終わって欲しかった。

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