「最高のエロを目指して」 BL短編集
第10章 先生と生徒 (下克上/焦らし)
その声は、確かに如月のものだった。それに、少しも息が乱れていない。いつもの様に、冷静な声だった。
もしかしたら、生徒会の誰かがヤってたところに、如月が来てしまい、止むを得ずに一緒にいるのかもしれない。
そんな、無理やりでこじつけた様な予想に希望を託しながら、櫻庭はゆっくりとドアを開けた。
そして、――驚愕した。
生徒会室の中央のソファーには、二人の男がいた。一人は、如月 京太。櫻庭を呼び出した生徒会長。そして、もう一人は書記の、……佐藤 凛太朗だった。しかし、驚いたのはそこではない。
なんと、如月のモノが、佐藤の中に入っていたのだ。それも、如月は櫻庭に見せつけんばかりに腰を振っている。佐藤も、嫌々いいながらも、結局は腰を振ってヨガっていた。
初めて見る男同士の生々しいやり取りに、櫻庭はつい食い入る様に眺めてしまった。
ぐちゅ、ぐちゅっと淫らな音が部屋に響く。きっと、ここが生徒会室と言われても、納得する者はいないだろう。こんな音が響いている上に、床には沢山の大人のオモチャが放り出されているのだから。
オモチャの中には、どう考えても中に入らないであろう大きさのイボのついたバイブらしきモノや、ファーのついたピンク色のローターなどもあった。
もしかしたら、生徒会の誰かがヤってたところに、如月が来てしまい、止むを得ずに一緒にいるのかもしれない。
そんな、無理やりでこじつけた様な予想に希望を託しながら、櫻庭はゆっくりとドアを開けた。
そして、――驚愕した。
生徒会室の中央のソファーには、二人の男がいた。一人は、如月 京太。櫻庭を呼び出した生徒会長。そして、もう一人は書記の、……佐藤 凛太朗だった。しかし、驚いたのはそこではない。
なんと、如月のモノが、佐藤の中に入っていたのだ。それも、如月は櫻庭に見せつけんばかりに腰を振っている。佐藤も、嫌々いいながらも、結局は腰を振ってヨガっていた。
初めて見る男同士の生々しいやり取りに、櫻庭はつい食い入る様に眺めてしまった。
ぐちゅ、ぐちゅっと淫らな音が部屋に響く。きっと、ここが生徒会室と言われても、納得する者はいないだろう。こんな音が響いている上に、床には沢山の大人のオモチャが放り出されているのだから。
オモチャの中には、どう考えても中に入らないであろう大きさのイボのついたバイブらしきモノや、ファーのついたピンク色のローターなどもあった。