「最高のエロを目指して」 BL短編集
第10章 先生と生徒 (下克上/焦らし)
そんな静かな空気を破ったのは、如月だった。
「ちょっと待っててくださいね、いまお茶をいれてきます」
そんなセリフを吐いてにこりと微笑むと、奥の方にあるキッチンルームに向かって行った。
しーん、と嫌な空気が、櫻庭にまとわりつく。佐藤は、バツの悪そうな顔で、何処かを見ていた。櫻庭と目は合わせなかった。
しばらくすると、如月がカップを二つ持って帰ってきた。
「はい、どーぞ、センセ」
にこりと笑って、櫻庭にカップを握らせる如月。さっきの行為がなかったならば、いつもの如月だった。
そして、如月はもう一つのカップを自分の前においた。
あれ、佐藤の分は? と、櫻庭は首をかしげた。佐藤も、なぜ自分の分がないのか分からないらしく、同じく首をかしげていた。
「え、ーっと、如月。佐藤の分は?」
「あぁ、佐藤くんの分は、今から飲ませますから。少し待っててくださいね。すいません、待たせてばかりで」
如月は、意味深な笑みを櫻庭に向けたかと思うと、全裸の佐藤の方を向いた。
そして、笑顔のまま、佐藤の口の前に自分のペニスを向けたのだ。そういえば、如月はまだズボンを履いていなかった。
佐藤は一瞬戸惑って櫻庭の方を見たものの、如月にペニスを口に押し付けられると、口を開いた。そして、如月のモノを口にとりこんだ。
「ちょっと待っててくださいね、いまお茶をいれてきます」
そんなセリフを吐いてにこりと微笑むと、奥の方にあるキッチンルームに向かって行った。
しーん、と嫌な空気が、櫻庭にまとわりつく。佐藤は、バツの悪そうな顔で、何処かを見ていた。櫻庭と目は合わせなかった。
しばらくすると、如月がカップを二つ持って帰ってきた。
「はい、どーぞ、センセ」
にこりと笑って、櫻庭にカップを握らせる如月。さっきの行為がなかったならば、いつもの如月だった。
そして、如月はもう一つのカップを自分の前においた。
あれ、佐藤の分は? と、櫻庭は首をかしげた。佐藤も、なぜ自分の分がないのか分からないらしく、同じく首をかしげていた。
「え、ーっと、如月。佐藤の分は?」
「あぁ、佐藤くんの分は、今から飲ませますから。少し待っててくださいね。すいません、待たせてばかりで」
如月は、意味深な笑みを櫻庭に向けたかと思うと、全裸の佐藤の方を向いた。
そして、笑顔のまま、佐藤の口の前に自分のペニスを向けたのだ。そういえば、如月はまだズボンを履いていなかった。
佐藤は一瞬戸惑って櫻庭の方を見たものの、如月にペニスを口に押し付けられると、口を開いた。そして、如月のモノを口にとりこんだ。