「最高のエロを目指して」 BL短編集
第10章 先生と生徒 (下克上/焦らし)
「はぁ!? いや、おことわりします……」
なんだか、雑な喋り方をすれば反感を買いかねないから、どうにか敬語を保つ櫻庭。
しかし、そんな断り方で簡単に許してくれるような如月ではない。
「ですが、偏見はいけませんので。ほら、いつでも大丈夫ですよ?」
にこり、と微笑む如月。目の奥が不可思議に光っていて、なんとも言えない狂気を醸し出している。
やはり、如月は狂っているのだろうか。もしそうだとしたら、それはいつからだろう。いつから彼は、こんなことをやり始めたのだろう。
櫻庭は、そんなことを考えながら如月を見ていた。
しばらく、如月は櫻庭を見つめていた。そして、なぜか櫻庭の息は荒くなっていた。
櫻庭は、体が出来るだけ服に擦れない様に、と動かない様にしていた。どう見ても、いつもの櫻庭ではあり得ないことだった。
いつのまにか、櫻庭の顔が紅潮してきている。
なぜ、こんなに体が変なのか。そう考えた時に、櫻庭は、ハッと勘付いた。
もしかして……媚薬?
熱い体。服の布がこすれる度に出来る快感。
いつの間にか、自分の乳首は勃ち上がっていて、服に擦れやすくなってしまっていた。
恥ずかしいし、快感ができるのが嫌なのに、その快感に身体は逆らえなくて、いつのまにかスーツに胸をすりつけていた。
勿論、そんなことをしていれば、如月にばれてしまう。
「あれ? なにやってるんですか、センセ?」
櫻庭は、ハッとして胸を押し付けるのを止めた。しかし、やめると、今度は乳首がジンジンと疼いてきて、何とも言えない虚無感が櫻庭を襲う。
そっと視線を下におろすと、スーツの上からでも見えるほどに、スーツの下で盛り上がっていた。もう、スーツに当たっているだけなのに、気持ちが良くて、如月にばれない様に乳首をこすらせようとしてしまう。
自分の乳首などよく見たことなどないから、こんな自分の姿を見るのはとても恥ずかしかった。
なんだか、雑な喋り方をすれば反感を買いかねないから、どうにか敬語を保つ櫻庭。
しかし、そんな断り方で簡単に許してくれるような如月ではない。
「ですが、偏見はいけませんので。ほら、いつでも大丈夫ですよ?」
にこり、と微笑む如月。目の奥が不可思議に光っていて、なんとも言えない狂気を醸し出している。
やはり、如月は狂っているのだろうか。もしそうだとしたら、それはいつからだろう。いつから彼は、こんなことをやり始めたのだろう。
櫻庭は、そんなことを考えながら如月を見ていた。
しばらく、如月は櫻庭を見つめていた。そして、なぜか櫻庭の息は荒くなっていた。
櫻庭は、体が出来るだけ服に擦れない様に、と動かない様にしていた。どう見ても、いつもの櫻庭ではあり得ないことだった。
いつのまにか、櫻庭の顔が紅潮してきている。
なぜ、こんなに体が変なのか。そう考えた時に、櫻庭は、ハッと勘付いた。
もしかして……媚薬?
熱い体。服の布がこすれる度に出来る快感。
いつの間にか、自分の乳首は勃ち上がっていて、服に擦れやすくなってしまっていた。
恥ずかしいし、快感ができるのが嫌なのに、その快感に身体は逆らえなくて、いつのまにかスーツに胸をすりつけていた。
勿論、そんなことをしていれば、如月にばれてしまう。
「あれ? なにやってるんですか、センセ?」
櫻庭は、ハッとして胸を押し付けるのを止めた。しかし、やめると、今度は乳首がジンジンと疼いてきて、何とも言えない虚無感が櫻庭を襲う。
そっと視線を下におろすと、スーツの上からでも見えるほどに、スーツの下で盛り上がっていた。もう、スーツに当たっているだけなのに、気持ちが良くて、如月にばれない様に乳首をこすらせようとしてしまう。
自分の乳首などよく見たことなどないから、こんな自分の姿を見るのはとても恥ずかしかった。