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恋のハードル高し!!(に)

第1章 予兆

それから普通に勉強を見て、罵り合いながらすごしたけど、親雅があんなことを言う隙を作ってるのは私なんだと反省する。


親雅じゃなく逞を選んだ私なのに、たった一ヶ月前に振った相手を簡単に上げて、それなのに吹っ切れというのは酷な話だ。


少し距離をおいた方がいいのかなぁ。


ふと、そんな事を思いながらベッドに寝転びながら、逞からの電話を待っていた。

……待ってるんだけど。
何でこういう日に限って遅いの?!


しかも!!
すでに3回掛けてるのに出ないし!!


『もう寝ちゃうよ?また明日ね』


タクにメールをしてから本寝に入った。

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