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恋のハードル高し!!(に)

第1章 予兆

「こんなののどこが良いの?」



私のおでこを突っつきながら、親雅は逞に言うと逞も首をかしげながら笑って言う。



「何処だろう…チカは?」



なんてバカな話を始める。
毎朝の事だけど…ムカつく幼馴染だ。


『どこが良いの』って聞き捨てならない!!


親雅のほっぺたを思いっきり抓ると、逞は大笑いをしていたから、逞のほっぺもつねってやった。



「痛っ!!ばか、手を離せ!!」



2人とも私の手首を握りながら懇願していた。

あぁ…なんて良い朝だ!!

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