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恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

でも、本当に今はただの幼馴染だし。


「何もないよ?ただ勉強見ただけだし。チカってば、私とタクが一緒だと思ってたらしいし、本当はタクに教わりたかったって愚痴りながら勉強するんだもん」


「そりゃそうでしょう、何かあったら困る!!」


すみれはそう言って頬を膨らますから私はそれを見て笑った。


「はぁ、それにしても、出来の良すぎる彼氏って羨ましすぎる!!私も一緒に勉強見てくれる人が欲しいよ」


すみれのその言葉は、駆はOUTと言っているようで耳が痛い。


「勉強見てくれる人もいいけど、やっぱり一緒にいて楽しい人がいいよ?」

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