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恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

「えー?邪魔になっちゃわない?」

「大丈夫だよ!どうせ邪魔者はうじゃうじゃと増えるんだから、すみれも先生になちゃうかもだけど」

「じゃ、ご一緒させてもらおうかな?」


すみれはくすくすと笑った。

癒される。

あのおバカな幼馴染'sとは全然違うこの雰囲気が、やっぱり大好きだ。

女の子同士でこうして楽しく話せるようになるとは正直期待していなかったから、今が本当に嬉しい。

小中の時は親雅と逞のせいで、女の子に対して対人恐怖症になりかけてたし。
モテ男と幼馴染ということをどんなに呪ったことか。

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