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恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

そして放課後になって昇降口に向かうと、逞がすでに待っていた。


下駄箱に寄っ掛かりながら、校庭の方を見ている横顔がかっこいいのに……なんだか不安にさせる。


好きだから?
いつか振られたらどうしようとか?
私意外にも逞を好きだって思ってる人がいるかもしれないとか?


ううん。
そんなこと心配して不安になってるんじゃない。
そんな事心配してたら、誰とも恋なんて出来ないもん。

そんなことじゃなくて……
なんだか、私に相談出来ないことで悩んでるみたいに見えるんだ。


女の勘ってやつかな?

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