恋のハードル高し!!(に)
第2章 信頼
「あっ、加藤君先きてるね?」
すみれの声にはっとした私と、その声に振り向いた逞と目が合った。
「今日はちょっと遅かったね?」
「ごめんね、待たせちゃって」
「そんなに待ったわけじゃないよ?ケイタイないとやっぱ不便かも」
そう笑う逞に私も笑った。
「水没なんかさせるからだ!!新しいの買い行く?」
「うーん、中間終わったらだね。あると騒がしいから」
「勉強見てーって?」
「よくご存知で」
「だって昨日だって、チカの奴がタクと連絡取れないからって私で我慢するって勉強しに来たんだもん」
「……こっちだってテスト勉強したいのに、迷惑な奴だよな?」
私の言葉を笑い飛ばした逞は、私と親雅が一緒にいても別に怒らない。
もちろん、いちいち妬かれてたら疲れるからいいんだけど。
すみれの声にはっとした私と、その声に振り向いた逞と目が合った。
「今日はちょっと遅かったね?」
「ごめんね、待たせちゃって」
「そんなに待ったわけじゃないよ?ケイタイないとやっぱ不便かも」
そう笑う逞に私も笑った。
「水没なんかさせるからだ!!新しいの買い行く?」
「うーん、中間終わったらだね。あると騒がしいから」
「勉強見てーって?」
「よくご存知で」
「だって昨日だって、チカの奴がタクと連絡取れないからって私で我慢するって勉強しに来たんだもん」
「……こっちだってテスト勉強したいのに、迷惑な奴だよな?」
私の言葉を笑い飛ばした逞は、私と親雅が一緒にいても別に怒らない。
もちろん、いちいち妬かれてたら疲れるからいいんだけど。