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恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

教科書とノートを開きいざ勉強をスタートさせると、私のケイタイが鳴る。

着信はもちろん親雅。


「あ"〜まただ」


テーブルの上に置いた携帯を逞も覗いて苦笑していた。


「出たら?」

「だって、どうせタクに『テスト勉強見て』って話だよ?めんどくさい」

「めんどくさいのはオレ。それで、電話出ないと後でめんどくさいことになるのがミラだろ?」


ごもっとも!!

私は逞に従い電話に出る。

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