テキストサイズ

恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

「ちょっと!!」


親雅と駆に向かって大声を上げる。

だってさぁ、すみれの隣にいたの私だし!!
まぁ、駆に席を譲るつもりだったけど、それにしてもゾンザイすぎでしょう?

それに親雅!!

逞に勉強見てもらいたいのは分かるけど、そこは私の席だろう!!


「早い者勝ち!!」

「くっそぉ!!」


そう言う親雅に悔しがってる私を見て、逞はクスクスと肩を揺らして笑ってるし。

ここはさぁ、親雅に『ミラの席』とか言ってよねぇ……。
ちゃんと彼女席確保してくださいよ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ