恋のハードル高し!!(に)
第2章 信頼
「つか、中村もひぃも商業高校で女子いるでしょ?」
「同校で付き合うと別れた時とか色々大変だろ?女子って怖いくらい連帯感あるだろ?未来さんも一緒に味わって来てではないですか」
中村の言葉に笑が込み上がった。
確かに女子の連帯感は強い。
何度ともなく巻き込まれそうになって、反感を買ったものか。だから女友達がいないし。
「ミラにはすみれちゃんという良い友人が出来ただろ?だからそういういい子がいいんだよね」
「え?!すみれちゃん?!」
「すみれちゃんがいいってわけじゃなくて、そういういい子って事だよ!!……さすがに、あれだけ駆が好きって言ってる子を取り合いは勘弁」
「何、体験談?」
「ミラちゃん、傷えぐっちゃダメ」
国重を挟んで、久登が小声で私に注意をする顔は、幼くてかわいい。
そうほっこりする私の口にハンバーガーを突っ込んでくる国重は、手っ取り早い方法としてそうしたのだろう。
けどさぁ、イヤ、勿論食べるけど、口の周りにソースがいっぱいついたっつーの!!
「同校で付き合うと別れた時とか色々大変だろ?女子って怖いくらい連帯感あるだろ?未来さんも一緒に味わって来てではないですか」
中村の言葉に笑が込み上がった。
確かに女子の連帯感は強い。
何度ともなく巻き込まれそうになって、反感を買ったものか。だから女友達がいないし。
「ミラにはすみれちゃんという良い友人が出来ただろ?だからそういういい子がいいんだよね」
「え?!すみれちゃん?!」
「すみれちゃんがいいってわけじゃなくて、そういういい子って事だよ!!……さすがに、あれだけ駆が好きって言ってる子を取り合いは勘弁」
「何、体験談?」
「ミラちゃん、傷えぐっちゃダメ」
国重を挟んで、久登が小声で私に注意をする顔は、幼くてかわいい。
そうほっこりする私の口にハンバーガーを突っ込んでくる国重は、手っ取り早い方法としてそうしたのだろう。
けどさぁ、イヤ、勿論食べるけど、口の周りにソースがいっぱいついたっつーの!!