テキストサイズ

恋のハードル高し!!(に)

第2章 信頼

恋が終わってたんだ。
私の知らないところで失恋でもしてたのか。

昔は誰がいつ何したと知っていたけど、学校が変わるとやっぱり知らないことも多くなるんだなぁ。

親雅も中村も、私と逞の恋は始まったばかりだけど、こうやっていつか終わっちゃうのだろうか。


「もう一個食う?」


国重は私に気を使ったのか、まだ食べてる途中の私にもう一つ勧めてくるから、小さく頷いて貰った。


『合コン』と騒ぐ幼馴染'sに苦笑しつつ話を聞いているが、実際クラスでそんな話したらすごいことになりそうだし、もしそうしたら多分中学時代の二の前で、仲介に使われまくるんだろう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ