恋のハードル高し!!(に)
第3章 歪み
フルセットと言うには足りないほどの量。
いくら使ったんだと気を失いたくなるほど。
「これが洗顔とメイク落としでしょ、このブランドは基礎化粧品がお勧め!でね、下地はこれで、ファンデーションはこれとこれ!一応リキッドとパウダータイプと使い分けも必要だからね!あぁそうそう!!これがメイク道具でね、この毛先がねぇ……」
永遠と続きそうな商品紹介に言葉を失う私。とにかく終始楽しそうなすみれを止めることも出来ずにいた。
そして一通り説明を終えたすみれが笑顔で言った。
「久しぶりのプレゼントだから奮発しちゃった」
でしょうとも。
そう言うと思ったよ!!
これまでがそうだったからね。
だからって「ありがとう!!」てもらえるレベルじゃない!!
「奮発しちゃったのレベルじゃないし!メイクレッスンしてくれるだけでいいよ!!」
「メイクするにはお化粧品もメイク道具も必要だよ?!」
いくら使ったんだと気を失いたくなるほど。
「これが洗顔とメイク落としでしょ、このブランドは基礎化粧品がお勧め!でね、下地はこれで、ファンデーションはこれとこれ!一応リキッドとパウダータイプと使い分けも必要だからね!あぁそうそう!!これがメイク道具でね、この毛先がねぇ……」
永遠と続きそうな商品紹介に言葉を失う私。とにかく終始楽しそうなすみれを止めることも出来ずにいた。
そして一通り説明を終えたすみれが笑顔で言った。
「久しぶりのプレゼントだから奮発しちゃった」
でしょうとも。
そう言うと思ったよ!!
これまでがそうだったからね。
だからって「ありがとう!!」てもらえるレベルじゃない!!
「奮発しちゃったのレベルじゃないし!メイクレッスンしてくれるだけでいいよ!!」
「メイクするにはお化粧品もメイク道具も必要だよ?!」