悪魔と淫美な世界へ
第8章 ~誓い~
誰にも邪魔されることのない2人だけの空間…
ベッドでは、何もかも脱ぎ捨てた魁とゆきが身体を重ね合わせていた。
「あぁっ…!魁っ…」
「はぁ……この媚薬…結 構効くな…
…それとも…お前だか らかこんなに苦しくて …身体が熱くなるのか …?」
そう息を乱しながら言うと、ゆきの反応を伺う様に見つめた。
「あっ…魁っ…もっと… 」
「いつもより大胆だな… 本当に…抑えがきかな くなりそうだ…」
ゆきの言葉に反応した様に、魁は息を乱しながら更に激しく攻め始めた。
「はぁっ…あぁっ!…だ めっ…」
これ以上されたらおか しくなっちゃうっ
「くっ…ゆきっ…」
押し寄せる快楽に、魁は 耐えるように険しい表情を浮かべた。
「あぁっ…もうっ…」
「まだだ……まだ…お前 を感じていたい…」
魁は額に汗を滲ませながら、ゆきが気を失わないギリギリの激しさで求め続けた。
もうどちらのものかわからない程、溶け合う熱い吐息と汗…
時が止まっている様な錯覚の中、2人は夢中で底知れぬ愛と快楽に溺れていった―――……