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悪魔と淫美な世界へ

第2章 ~可愛い?年下男子~

 
 
 
「この姿‥怖いか?」
 
「ううん…
 すごく‥綺麗だと思う ‥‥」
 
 
 
思わず出た言葉に、ゆきはハッとして恥ずかしそうに目を逸らした。
 
 
 
 つい言っちゃったっ… 恥ずかしいっ…
 
 
「フッ…
 綺麗なのは当然だ
 俺は悪魔だからな…」 
 
 そ‥そうですかっ…
 
 
「この美貌で人間をたぶ らかし‥欲という闇の 世界へ堕とす…
 
 お前の純粋で清らかな 心も…
 俺が必ず欲望が渦巻く 闇に堕としてやる」
 
 
 
悪魔な笑みを浮かべる魁に、ゆきはゴクッと息を呑んだ。
 
 
 
「今日は‥俺の気が済む まで鳴かせてやる…」 
「えっ?」
 
 
 
抵抗する間もなく唇が重ねられ、いやらしく舌が絡んだ。
 
 
 
「…んっ‥‥あっ‥‥」 
 
 
激しくとろけそうなキスの後、わざと吐息を掛ける様に舌で耳をなぞった‥‥
 
 
 
「あっ…!」
 
「全身性感帯だな
 感じ易くいやらしい
 俺好みの身体だ‥‥」 
 
 
身体をビクつかせて感じるゆきに、魁は満足そうな笑みを浮かべて今度は胸に唇を寄せた。
 
 
 
「あっ…やっ‥‥」
 
 気持ち良くて‥気が遠 くなりそうっ
 
 …こんなの続けられた ら‥身が保たないかも っ‥‥
 
 
 
 
身をよじる程の快楽がゆきを支配し、甘い声がいつまでも響き渡った――――‥‥‥
 
 
 
 
 
 

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