悪魔と淫美な世界へ
第3章 ~淫乱美女姉妹~
「ゆき先輩
ほら、ここ見て!」
蒼空が指差す所を見ると…
《どんな女の子もたちまち洪水》と書かれていて、恥ずかしさと期待感を胸にその内容に目を通した。
様々なプレイや玩具の裏テクなど16歳には過激な内容で、ゆきはますます顔を真っ赤にさせた。
過激過ぎっ…
こんな事わたしには絶 対無理っ‥‥
「う~ん…なんかイマイ チだね」
「う‥うん…」
「ゆき先輩は何されたら 一番感じる?」
「えっ!?何って…」
突然のエッチな質問に、ゆきは返事に困った様子で黙ってしまった。
すると蒼空は、可愛い笑顔から男の顔に変わり‥真剣な眼差しでゆきを見つめた。
「ねぇ‥教えて?」
「えっ…その‥‥
…キス‥‥とか‥‥」
わたし蒼空になに言っ てるのっ!?
恥ずかしくて顔が熱い っ‥‥
「どんなキス?」
「えっ!?どんなって… 」
返事に困っていると、蒼空はゆっくり顔を近付け‥‥
「何をされたら感じるか 試してみる?」
「えっ…?」
顔を上げた瞬間、優しく押し倒され‥蒼空の身体が覆い被さった―――
「そっ蒼空!?」
「怖がらないで…
ゆき先輩の性感帯を探 すだけだから‥‥」
優しくそう微笑むと、そっと首筋に唇を寄せた…
「あっ…やっ‥‥」
「おれに任せて?
ゆき先輩を感じさせて あげるから…」
不安げなゆきに、蒼空はまたニコっと優しく微笑んだ…
「わたしには魁がっ」
「わかってる
安心して?
絶対最後までしないし ゆき先輩に触るのはこ れで最初で最後だから …」
どこか切なく悲しげな表情を浮かべる蒼空…
ゆきは思わず目が離せなくなってしまい、2人は静かに見つめ合った‥‥