悪魔と淫美な世界へ
第3章 ~淫乱美女姉妹~
自室に着くなり、魁は抱きかかえていたゆきをベッドに押し倒した。
完璧な顔が近付き‥耳元に唇が寄せられる…
「奴に触れられて良かっ たか?」
「えっ…そんな事っ…」
「じゃあ‥確かめてやる 」
魁は強引にスカートの中に手を滑り込ませた瞬間、ピクッと眉間にシワを寄せ目を鋭くさせた。
「やっ…」
「フッ…
そんなに奴としたかっ たか?」
「違っ…」
「身体は正直だな
…俺のどこが気に入ら ない?
どこが‥奴に劣る…? 」
「え…?」
一見‥自信と色気に満ちたいつもの魁に見えるが、目は悲しげで嫉妬心を感じさせた…
魁…?
「答えろ」
「…それは…わからない ‥‥
でもわたし‥魁とじゃ ないと嫌っ…
…それじゃあ‥駄目… ?」
「なら‥証明しろ」
え…?
「今ここで俺に抱かれろ 」
鋭く熱い眼差し…
ゆきの胸は激しく高鳴り、動揺と恥ずかしさの中無言で小さく頷いた。
それを合図に、魁の美しい顔が近づき‥ゆっくりと唇が重なった――――‥‥‥