
ちょっとえっちな短篇集
第9章 ナターレの夜に
女とその愛人がボスとドンパチやってるとこで
ボスお気に入りとは言え、お飾りみたいな見た目だけの運転手が
一人いなくなっても気づかれないだろ
ってこいつの考えはあたってるけど外れてて、
さっきから部屋の外が騒がしい。
港のそばだしロクでもない奴らの集まる場所だから
いつもうるさいけどこういう日くらいは静かになるんだけどな。
どんな奴らだってナターレの夜は大切な奴と過ごすっていうのに迷惑な話だ。
さてといつまでもこんなきたねぇもん握っててもどうしようもない。
楽しいのはこいつだけでアタシは全く面白くもないんだから。
「オラとっととイケよクソが、このアタシが触ってやってんだろーが」
「ならちゃんとやってくれよ、随分とおざなりじゃあないか」
うるせーな、でも仕方ない。
安請け合いしたのはアタシなんだしここで投げ出すわけにも行かないし。
手のひらに感じる充実した肉の熱量。
面倒になって強く握って先端に爪を立てたら低い声がしてから、
ぶるりと体が震えてアタシの手にスペルマをぶちまけた。
「…ファンクーロ」
ボスお気に入りとは言え、お飾りみたいな見た目だけの運転手が
一人いなくなっても気づかれないだろ
ってこいつの考えはあたってるけど外れてて、
さっきから部屋の外が騒がしい。
港のそばだしロクでもない奴らの集まる場所だから
いつもうるさいけどこういう日くらいは静かになるんだけどな。
どんな奴らだってナターレの夜は大切な奴と過ごすっていうのに迷惑な話だ。
さてといつまでもこんなきたねぇもん握っててもどうしようもない。
楽しいのはこいつだけでアタシは全く面白くもないんだから。
「オラとっととイケよクソが、このアタシが触ってやってんだろーが」
「ならちゃんとやってくれよ、随分とおざなりじゃあないか」
うるせーな、でも仕方ない。
安請け合いしたのはアタシなんだしここで投げ出すわけにも行かないし。
手のひらに感じる充実した肉の熱量。
面倒になって強く握って先端に爪を立てたら低い声がしてから、
ぶるりと体が震えてアタシの手にスペルマをぶちまけた。
「…ファンクーロ」
