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ちょっとえっちな短篇集

第2章 絡みつく鎖

男の指が結合部をなぞる。
指の腹でたどり、爪をたて、私を攻め立てる
「…あぁ…!」
その指先が限界まで広がった私の入り口に入り込もうとしている
「そんなの、入りません…!」
事実私のそこは限界まで広がってその男をくわえ込んでいたのだ、
これから指なんて…
だけれどぬめぬめとした、潤滑の為の液体だけじゃない、
わたしとあの男の分泌液をまとた指が、限界まで広がって皺をなくしたそこに潜り込む。

「もっと色んな事を知っている穴じゃないのか、今更この程度で騒がれたら困るな」
確かに、もっと大きなものを入れたこともある、
それは彼だったから身を任せられたのだ…
でも私は金で売り買いされる女、
そう求められたのなら従うしか出来ない。

男の指が広がりきったと思っていたそこに二本埋められる。
苦しい、麻痺しかけていたそこに痛みの様な熱が起こった。

「ほら、見てもらうんだな、お前の主人に、お前が何をされているかを」

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