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ちょっとえっちな短篇集

第9章 ナターレの夜に

「んっ…」
処女じゃないんだしって文句言いたくなるくらい慣らされたし
悔しいことにさっき言われた通りすっかり濡れてるから
痛みはないけどやっぱり異物感はある。

アタシの体の中に違う物、
他人が入ってくる感覚はやっぱり独特だ。
目を瞑って身じろぎをすると中に入ってるのがよりしっかり感じられる。

「ここ入ったら後は大丈夫だから、痛くないか?無理すんなよ?」
少しの抵抗のあとカリの部分を飲み込んで、ゆっくり押し開かれていく。

啄ばむみたいに鼻先や唇にキスされてじりじりと進められるけどもどかしい。
もっと奥の方が待ってるのに。

「別にいたくねーよ、久々だから慣れないだけだ、そっちこそ無理してんじゃないの?」

引き攣れるような痛みもないし、
本当に違和感がある程度なのにあまり優しくされてもじれったいだけだ。
ゆっくり進められてアタシの腹の中にコイツがいるのが分かる。

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