テキストサイズ

ちょっとえっちな短篇集

第9章 ナターレの夜に

ようやく唇を離されて空気をはくはくを吸い込もうとしたら
容赦なくガツガツやられると息つく暇もない。

抑えようと思った声も脳みそまで揺さぶられるみたいに突き上げられてこぼれてしまう。
「んっ…あ、もうイッちまうよ…」

グロッグの銃身より熱くて硬い気がするコックで
遠慮なんてないって位貪られてわけがわからない。
もうさっきっから頭がおかしくて仕方がない。

暖房ついてても12月の夜だ、
寒いはずなのにちっとも感じなくてむしろ暑いくらい。

脳みそが沸騰して溶けていくみたいな、
脳も体もバカになってて、
触られてないのにグリレットは硬く立ち上がって腰が動かされるたびに刺激されて泣きそうな快感をくれる。

実際涙も出てるから髪も顔もぐちゃぐちゃになってるだろうけど
そんなアタシを可愛くてかっこいいって言ってくれるこいつの言葉が真実みたいに聞こえた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ