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ちょっとえっちな短篇集

第9章 ナターレの夜に

「まぁいいんだけどね、オレもお前のこと考えてたところ、
奇遇だね同じこと考えてるなんて。
ホントはここでお前がオレのこと考えてたらもっとイイ話になったんだけど諦めるよ、
でもお前にはオレのこと考えていて欲しいってのまで諦める気はないよ、
ああ、何考えてたか聞いてくれよ、
お前にはオレの考えてることや思ってること全部知っていて欲しいんだ。」

そんなこと言ってアタシがお前に聞いてないことたくさんあるし
アタシに言ってないことあるの気づいてるんだからな。

アタシに言ってないその宝石と金はマンマのためか?
もともとお前のものだしカーラのためなら気づかないふりしてやるよ。

さっきから光ってるモバイルは同じカルチョチームを愛する男からか?
面倒ごと持ってこないならいいがこの家に持ち込んだら承知しない。
これは後から聞かせてもらうとするかな。

なんて顔にださずに話の続きを催促する。

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