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ちょっとえっちな短篇集

第2章 絡みつく鎖

「ベッドに上がって、こちらに見せなさい、そう腰を上げて」
四つ這いになって腰を高く上げると乱されたそこに彼の視線を感じる。
「あの男のものを咥えて随分と喜んでいたな、腫れている…」
シーツに顔をふせて彼の視線だけを感じる。
散々されたそこは熱をもって痛いくらいだったけれど彼のものを受け入れる事を考えると自然と潤ってしまう。
だけど…
「後ろは用意してあるだろうね…」
「…はい」
シーツから顔を上げると無表情なままの彼と目があった。
彼の指は私のアナルに触れる。
使うかもしれないから準備はしてある、でも…
「あの男が使ったところを私が使うとでも?」
ぞっとするような冷たい声、
こういう時の彼は酷く乱暴になる。
私はそれが嫌いじゃなかった。

尻肉を割るように広げられた箇所に慣れ親しんだ熱が触れ、
私の開ききっていないそこに一気に押し入る。

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