テキストサイズ

ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

「ていうかその短い前足でやってるから片付かないんでしょ?
あんた人間サイズになれるんだったら早く変身して片付けてよね」

会社に泊まるなんて私嫌だよ、
でももう終電ないしタクシー使うのも近くのホテルに泊まるのも馬鹿らしいし…

これはこういう時のためにおいてあるジャージに着替えて
みんなが出社する時間になったらランニングだな、
今まで会社で寝てましたなんて思われないように
早く出社してランニングしていた風を装えば完璧…!

そのためにもこの部屋片付けないと…

机の足が曲がったりなんかもう汚かったりと
正直ひどい状況だけど諦めて先ごはんたべ行くかなって思うくらいには汚い。

はぁー先が思いやられる。
私の人生みたいだわ、なんて。

あーもうほんとご飯食べて気分転換しよ

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