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ちょっとえっちな短篇集

第11章 プルメリア

彼の手が私の肩を抱いて、
キスをする。

唇が触れて
離れる

もう一回くちづけた彼の唇は
柔らかくて熱くて
潮の匂いがした。

それが彼からなのか
この海に囲まれた国の匂いなのかは
わたしにはわからなかったけど

日本人も外人もキスって一緒なんだな


これからするセックスも
特に変わらない普通のセックスなんだと思う。


でもきっと私は一生忘れないだろう。

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