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ちょっとえっちな短篇集

第3章 DIVE

子供時代からの腐れ縁だ。
互いに恋愛感情はないし考えたこともない。
けれどどうしようもない熱に襲われた時、排泄のように行為を重ねたことはある。

どれも鮮明に覚えている。
高校、大学、社会人
何かあるごとに二人で体にこもった熱をぶつけあった。

特に理由なんてない、発散する手頃な相手だっただけ。

ただの遊びだ。
それもとびきりタチの悪い。

「いいぜ、家まで待たないからな」

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