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「そんなところに隠してなどおりません
離してください私は何も知らないのです」

「それは探ってみればわかること」

熱くぬめりを帯びた隘路を強引に指で開く

「ああっお許しください、
何も入っておりませぬ」

身をくねらせて逃げる女の腰を抑える。

むっちりと肉付きのいい腰に
何度精を吐き出したのだろう。

先ほど己が殺めた者を思い出した。

あの男の逸物をここで何度も受け入れたのだろう。

権力があればこうやって女を囲うことなど
造作もないことなのだから
うらやましい話だ。

何かを探すように二本の指で胎内をなでる。

内壁は充血し、男の指を受け入れ安いように
愛液を分泌し始めている。