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ちょっとえっちな短篇集

第13章 しのぶれど

本来であればこのような欲は
あってはならないのかもしれない。

しかしこの欲が
男をさまざまな物に奮い立たせる理由となるのだ。

隠しきれない嗜虐性もこの仕事においては
利点といえるかもしれない。

この城の対象もその従者たちも
男によって見るも無残な姿にされた。

それでも発散しきれない欲を、
この女に思い切り吐き出して
嬲り殺してやろう。

どうしてやろうかと考えると
男の笑みも深いものになる。

巻物などその後でなんとでもしてやる。

今は目の前の女をどう嬲るか。

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