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「出すぞ、お前の胎内に、
一滴残らず注ぎ込んでやる」

「子種を、もっと、ああ…」


肉付きの良いしなやかな腿が
一滴の精も逃すまいと男の体を締めつける。

そんな女を愛しく思い男もその柔らかい体を
強くかき抱いた。

熱い吐息が首筋に当たる。

「ああ、良いです…あなたさまも、
いって下さい、さぁ…逝って…」

体全てへの締め付けが強くなり、
脳髄が焼き切れるような快楽



女の熱に浮かされた蕩ける様な声を
耳元で聞いた男を襲ったのは

首筋への鋭い痛みだった。