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ちょっとえっちな短篇集

第14章 王子様は目覚めない

「そういうと思っていました」

悠一郎様のお世話をするようになって
一年程が経ちまして
だんだんと考えることや
好まれるものもわかって来るのです。

私がそれらを当てると
悠一郎様はとても喜ばれました。


一冊の本を手に取り
悠一郎様がお座りになるベッドの隣に座ります。

本当なら私などが
お近づきになれない方なのですが
悠一郎様が隣に来てくれと望まれるのです。

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