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ちょっとえっちな短篇集

第14章 王子様は目覚めない


「悠一郎様は今でも立派な王子様ですよ、
とてもお美しいです」

「じゃあさやかはお姫様だね」

「私は悠一郎様の使用人ですよ」

お姫様なんて冗談でもいけません。

とてもうれしいけれど
私になんかもったいない言葉です。

「なんだろう、眠くなってきてしまったよ、
さやかの朗読のおかげかな、
さやかはとてもおだやかな声をしているから」

確かに眠そうなご様子です。

そうですね、
今日はお天気も良くってお昼寝日和です。

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