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ちょっとえっちな短篇集

第14章 王子様は目覚めない

私のような女が
このように綺麗な服を着て
綺麗なものにかこまれていることが
許されるだけで恵まれているのです。

悠一郎様や誠二様や
調度品、食器、お庭

美しいものを見られることは私の幸せで

私にとってこのお屋敷は
童話に出てくるお城のように思えるのです。

ここに来てから毎日
夢の中にいるような気がしております。

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