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ちょっとえっちな短篇集

第3章 DIVE

「ああっ!もういく!いっちゃう!!」
「クソ…!俺もだ…!出すぞ!」

限界まで腰を引き一際大きく突き上げる。
亀頭が子宮口をごりごりと押し上げると
内壁がきゅんきゅんと収縮して締め付けがきつくなり
抗えずに胎内に飛沫をたたきつけた。

どくどくと脈動する熱を最奥に届くよう更に押し込む、
光から熱い吐息が漏れる。

最後の一滴まで注ぎきったそれを引き抜くと
快感か寒さからか光の体がぶるりと震えた。

「ああっ…ん…」
閉じきらない花芯からどろりと精液が垂れ出すと
壁にすがって体を支えていた腕から力が抜けたのだろう、
一度ふらついてからうわごとのように口を開いた。

「あ、やだ…もれちゃう…」

もれちゃう?
疑問に思った時には遅かった。

ちろ、と零れた液体が徐々に勢いを増して
膝の辺りに留まっていたタイツと下着をぬらしていくのを
光は力の入らない体で呆然と見ていた。

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