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ちょっとえっちな短篇集

第15章 さわらないで

「大丈夫?高崎さん?具合悪い?」

「んっ!?」

返事をしないし鞄も受け取らない私に先輩がじれたのか顔を覗き込んできた。

間近で見る男の人、わたしのあそこがきゅんってした。

ダメだよ、ダメだってば

言い聞かせてるけどじんじんしてた熱がまた蘇る。

さっきすごい気持ちよかったの、もっとしたかったの。

「大丈夫?顔真っ赤だけど熱でもある?満員電車にやられちゃった?
まだ早いしちょっとベンチで休んでく?」

私を心配してくれる先輩、名前まで知っててくれた。

さっきと同じくらい、
ううん、それよりもっとドキドキする。


だから…

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