ちょっとえっちな短篇集
第4章 きみじゃなきゃだめなの
「ねぇわたしのこと好きなのはわかったから、
わたしの事かわいいって思う?」
これもいつものやり取り。
全女性の恋人を公言するフランツはわたしにも例外なく優しいんだ。
「エミリーはかわいいよ、世間一般的に見てもかわいいし
、努力を惜しまない子はみんなかわいい」
そのネイルもう一回見せてって言うから
バラのチップとストーンの乗ったピンクの爪先を彼に向けると
その指先にちゅって音を立ててキスをした
「エミリーはかわいいよ、あいつのためなのが妬けちゃうなぁ」
フランツは本当に顔がいい。
ヒゲさえなければとっても好みだ。
その綺麗な顔がうっとりした表情をしてもう一度指先にキスされた。
「それすっごいキザなんだぞ」
「でも嫌いじゃないだろ?」
「うん」
だからもう一回しよっかって裸の肩を抱くフランツにわたしもくすくす笑ってキスをした。
わたしの事かわいいって思う?」
これもいつものやり取り。
全女性の恋人を公言するフランツはわたしにも例外なく優しいんだ。
「エミリーはかわいいよ、世間一般的に見てもかわいいし
、努力を惜しまない子はみんなかわいい」
そのネイルもう一回見せてって言うから
バラのチップとストーンの乗ったピンクの爪先を彼に向けると
その指先にちゅって音を立ててキスをした
「エミリーはかわいいよ、あいつのためなのが妬けちゃうなぁ」
フランツは本当に顔がいい。
ヒゲさえなければとっても好みだ。
その綺麗な顔がうっとりした表情をしてもう一度指先にキスされた。
「それすっごいキザなんだぞ」
「でも嫌いじゃないだろ?」
「うん」
だからもう一回しよっかって裸の肩を抱くフランツにわたしもくすくす笑ってキスをした。