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ちょっとえっちな短篇集

第4章 きみじゃなきゃだめなの

玄関出てあ、お隣さんはポトフかな
なんて思ってる間にもううちの玄関で
(だって三軒隣だもん)

いやぁー相変わらず義父さんのガーデニングのセンスはわかんないなー
野生?って鍵かけてない扉を開けると

「おう!遅かったな!どこいってたんだ?飯できてるぜ!デリだけどな」

って声が聞こえてびっくりしちゃう。

ちょっと会いたくなかったよねぇ
いやもちろん会いたかったんだけど。

さっきまで君の親友とセックスしてたんだ
って時にはやっぱ会いたくないよね、

いつ帰ってきたんだろ、早くないかな?

家族になって10年近く経つから
さすがに慣れたけど好きな人と同じ家ってドキドキしちゃうよね、

ただいまって声が喉に張り付いてうまく出せなくって、
1人で気にしすぎちゃってバカみたいだ

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