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ちょっとえっちな短篇集

第5章 ひねもすのたり

全く意味が分からないけど全くもっていつもどおり。

よその家のたかしがうちで朝ごはん食べてるのにももう慣れた。
最初はすっごいびっくりしたけどこっちじゃそれが普通なんだよね、
私がたかしの家におじゃまして強引に進められた夕飯を食べてる時に
うちではたかしが夕飯食べてる。
なーんてこともあったし。

てかまだ8時前じゃん…夏休みくらいゆっくりさせてくれてもいいと思うんだけどね。
いくら言ってもぜんぜん私のこと気にもしない奴に言っても無駄だからあきらめて顔を洗いにいくけど。

母さんの実家に引っ越してきて何年か経つけど田舎のこういうところ、びっくりするけど嫌いじゃない。

信号も、四叉路すらないこの町は海と山との自然に囲まれていて、
風光明媚というかなんというか自然しかない。
本当に、自然しかない。

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