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ちょっとえっちな短篇集

第5章 ひねもすのたり

引っ越してきた時に
「ようこちゃん大きなったなー昔はこんな小そうておばちゃんの腕で漏らしたのよう覚えてるわー」とか
「おお、ようこちゃんまだおっちゃん怖いけ?むっかしえらい泣かれてのう」
って言われた。

私のテストの点数を3軒となりのおばさんが知ってた。
私が熱出してお母さんが仕事でいない時近所のおばちゃんたちがみんなで看病してくれた。

そういう町だから私とたかしがこんなことしてるのもみんな知ってると思う。

「おまえほんま胸あらへんな…」
「…うるさいな」

たかしの指がわたしの胸元でうごめく、
つまんない紺色の水着の下はおんなじくらいつまんない発展途上胸で、
水着の生地に締め付けられてふくらみだってあるようなないような、
でもそんな胸をたかしは触るのをやめない。

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