
僕の地下室
第3章 君は僕のおもちゃだよ。
その日の夕食後、僕はお兄ちゃんの部屋に行った。
「お兄ちゃん?入っていい?」
「おー、いいぞー」
お兄ちゃんの部屋は白と黒の家具を使っていて落ち着いた雰囲気なんだ
「お兄ちゃんの部屋って落ち着く~」
僕はベッドに座ってるお兄ちゃんの隣に座る
「そうか?梓ならいつでも入ってきて良いからな~」
と言って僕の頭を軽く撫でてくれる。
「うん!」
僕はとびきりの笑顔をお兄ちゃんに送った。
「で、どうだー?あの子」
「見た目は少しかっこいいかな~」
「プロフィール資料を見るとすっごい生意気で強気な子らしいよ~」
「へぇー、じゃあ梓のタイプじゃんか!」
「つーか、それが決め手で買っただろ」
そう言いながらお兄ちゃんはクスクス笑ってた。
「まぁね~♪お兄ちゃん、正解!」
「今日からヤんのか?」
「うん!やるよ!早くやりたくてさっきからにやけがおさまらないんだ~」
僕のにやけはあの子が届いたときからずっとなんだ、
