
僕の地下室
第3章 君は僕のおもちゃだよ。
僕が妄想に浸りそうになった時お兄ちゃんの言葉が現実に戻してくれた、
「今日やるのはいいけどちゃんと睡眠とれよー」
「大丈夫だよ、僕が特殊だって知ってるでしょ~」
そう、僕は特殊。
ほとんど眠らなくても平気なんだ、
自分に暗示をかけて騙してるとかじゃなくて
本当に疲れないんだよ。
不思議だけど僕は得してると思ってるよ
このおかげで僕はたくさん楽しむことが出来てるからね~
「まぁな、....でもほどほどに」
「うん、分かったー!」
「じゃぁおやすみ~お兄ちゃんっ」
「おう、おやすみ」
お兄ちゃんの部屋を出て扉を閉めたと同時に、僕は小声で
「早く始めなくちゃ、」
口に出した瞬間、僕の口角が上がった。
